お墓がなくても永代供養できるシンプルな埋葬方法、お墓は要らない考えの人のために提案する終活とは？

高すぎてお墓を建てられないとき、どんな選択肢がある？

火葬した遺骨であれば、必ずしもお墓を建てて埋葬する必要はありません。
必ず守らなければいけないのは以下の点です。

お金のかからないお墓とは

故人の遺骨を個別に埋葬しようとすると、お墓の金額が跳ね上がります。
合同墓（ごうどうぼ）に埋葬する『合葬（がっそう）』であれば、かなり費用を抑えることができます。

合同墓とは

骨壺から遺骨を出した状態で他の人の遺骨とまとめて埋葬し、合わせてまつる（ご供養する）お墓のこと

合葬では故人の遺骨が他の人のものと混ざってしまうため、一度この方法で埋葬した場合、取り出して改葬することはできなくなります。
ただし個別のスペースや墓碑がいらない分、かなり安価にご供養することができます。
また合同墓は永代供養墓でもあるため、個別に法要をしなくても、霊園で永代的にご供養していってもらえます。
高いお墓はいらない、承継者のいらないお墓が欲しい方にお勧めの埋葬方法です。

自宅に居ながら納骨できる『送骨』

遺骨は配送することもできます。
体力に自信のない方や、仕事・家事・育児・介護などで時間がなかなか取れない方も、遺骨を抱えて長距離を移動する必要はありません。
納骨したいご遺骨があるときは、送骨（そうこつ）というサービスを利用できます。

送骨とは

ゆうパックを利用して遺骨を霊園に送り、合同墓へ埋葬してもらうサービスのこと

配送料は料金に含まれており、価格帯も5万円～10万円程度です。
一度お支払いをした後は、年間管理料等、その後に支払わなければならない費用はいっさいありません。

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